サイバネットシステム様 でAVS/Express上で可視化した結果を、POLYGONALmeisterを使って編集した上で、3Dプリントを行って頂きました。
本文はサイバネットシステム様 の許可を得て一部編集を加えた上で転載させて頂いたものです。
3Dプリンターの高性能化、低価格化が進み、活用の幅も大きく広がっています。
そこで、今回は、教育やプレゼンテーション、解析結果の認識などでの利用を目的に、AVS/Express上で可視化した結果を3Dプリントしてみました。
AVS/Express上で可視化した結果を3Dプリンタを利用して造形するには、いくつかの手順が必要です。
まず、等値面やメッシュによる可視化結果をSTLやPLY形状フォーマットに出力します。
データによっては、隙間や穴埋め、また、面の表裏の反転、微小ポリゴンの削除なども必要です。 今回は、AVS/Expressの出力結果に対して、ポリゴン編集ツールにPOLYGONALmeisterを使用し、その編集後、3Dプリントを行ってみました。
衝突解析結果の一部タイヤ部分を抜き出したデータ・・・編集手順はこちら
修正したデータをSTLに保存し、実際に3Dプリントサービスを使って、成型してみました。
POLYGONALmeisterについては、まず、使い方が簡単です。また、ある程度大きなデータでも、ストレス少なく操作できます。
大きなデータは某フリーソフトではすぐにクラッシュし、操作できませんでした。
その他、同ソフトには、今回紹介しなかったリダクションやスムージング、リメッシュなどの機能もあります。 ポリゴン編集ツールをお探しの方は試してみられてはいかがでしょうか?
※ 本評価は、VCADシステム研究会 ポリゴンエンジニアリング分科会の活動の一環として行ったものです。
サイバネットシステム(株)ビジュアリゼーション部
2016/10/14
協力:VCADシステム研究会 ポリゴンエンジニアリング分科会
日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(現 UEL株式会社)