CAM属性連携（CAM-ATTRIBUTE）
「CAM属性連携」では図形の幾何特徴や設計時に付与された穴加工属性を利用して、標準化された穴加工データを自動作成します。
上流で設計したソリッドモデルや図面、穴位置情報ファイル（CSV)など、2次元/3次元問わず様々なデータから加工データが作成できます。
「工具干渉」や「交差穴の加工順」、「穴入り口の傾斜角度」も考慮した安心安全な穴加工データを効率よく作成できます。
また、ソリッドモデルに付与されたポケット加工属性から、標準化された加工データの自動作成も可能です。
機能概要
加工属性の付与
- 2次元/3次元の幾何形状への属性自動設定
- 加工情報ファイル（CSV）から読み込んだ穴位置やポケット形状情報への加工属性付与
- CADmeister MOLD（モールド金型設計）にて付与された加工属性の読み込みも可能
加工工程の作成〜パス計算
- CAM属性連携から加工工程作成〜経路計算~干渉チェックまで1クリックで実行
- 実行状況も視覚的に確認でき、属性情報の管理〜編集も1ウィンドウで操作可能
ボタンダイ穴形状作成
- 挿入するボタンダイ部品に応じたボタンダイ穴形状を一括作成
- 板厚や型構造を考慮した穴モデルが作成できるので、穴加工基準位置や加工深さの調整も不要
- CAM属性連携との併用で、プレス金型製造におけるボタンダイ穴加工データ作成工数を削減
交差穴減速
- 水管などの交差する穴では、穴の加工順に応じて送り速度を制御した穴加工データを作成
穴加工の一括NC出力
- 加工軸方向を意識しなくとも加工工程を方向毎に自動グループ化
- 状況に応じたソートルールによるユーザー独自の加工順序最適化が可能
穴加工の各種テーブル設定
- 穴加工データ生成に関わる条件テーブルはGUIを利用した専用ツールにて作成可能
- 個々のテーブルの組み合わせによる加工ノウハウの標準化を実現
お問い合わせ
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