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機能(CAM)

3Dプロファイル(3DPROFILE)

「3DPROFILE」は、プレス金型の3次元のプロファイルラインからトリム刃加工、2番逃がし加工用データを生成します。
加工現場で課題となっていた製品形状部や金型構造部との干渉を回避した加工パスの作成ができます。
 

動画 3DPF 機能紹介動画 >>
 

 機能概要

側面加工/側面部分加工

工具の側面を用いて、トリム刃の輪郭加工パスを作成します。

  • 工具径補正機能を用いた仕上げ加工はもちろん、工具負荷を軽減する切込み加工など加工要件に合わせたパス作成が可能です。
  • 前工程の加工残り部を自動認識した部分加工パスの作成も可能です。
    側面加工/側面部分加工
  • 側面加工、側面部分加工では、工具の根元側を用いた輪郭加工により工具振動やタワミを抑えた高品位な加工が行えます。
    また、製品部や構造部との干渉を自動回避した安全なパス作成が可能です。
    側面加工/側面部分加工

突き加工/突き部分加工

バーチカル工具を用いて、トリム刃の突き加工パスを作成します。

  • 加工タイプ(一方向|往復)やピッチタイプ(均等|可変)など加工用途に合わせたパス作成が可能です。
  • 鋳物代を考慮した加工開始高さの算出により無駄のないパス作成が行えます。
  • 前工程の加工残り部を自動認識した部分加工パスの作成も可能です。

突き加工/突き部分加工
 

2番逃がし加工

アンダーカット工具の肩位置制御により、トリム刃の幅をキープした2番逃がし加工パスを作成します。

  • 工具径補正機能を用いた仕上げ加工はもちろん、工具負荷を軽減する切込み加工など加工要件に合わせたパス作成が可能です。
  • 前工程の加工残り部を自動認識した部分加工パスの作成も可能です。

2番逃がし加工
 

2番逃がし突き加工/2番逃がし突き部分加工

刃幅をキープしたトリム刃と2番逃がし部を連続加工する突き加工パスを作成します。

  • 加工終了高さを制御する終了線指示、突きと引きを繰り返す往復指示により、無駄のない加工パスを作成します。
  • 前工程の加工残り部を自動認識した部分加工パスの作成も可能です。

2番逃がし突き加工/2番逃がし突き部分加工
 

鋼材荒加工

鋼材部に対して等高加工または突き加工による荒加工パスを作成します。

  • 複数の鋼材指示が可能で、各鋼材の高さを考慮した荒加工パスを作成します。
  • 鋼材部加工とプロファイル部加工を組合せたパス作成も可能です。

鋼材荒加工
 

ヘリカル加工機能

長穴や異形穴に対して輪郭に沿ったヘリカル加工パスを作成します。

  • 長穴などの閉領域を乗移り動作のない深彫り加工パスを作成します。
  • 径方向切込との組合せにより荒加工の加工効率も向上します。

ヘリカル加工機能
 

トロコイド加工機能

コーナー部の切削負荷を軽減するトロコイド加工機能をご提供しております。

  • 側面(部分)加工、突き(部分)加工では、コーナー部をトロコイド加工することで、工具に優しい安定した送り速度の加工が可能になります。

トロコイド加工機能
 

チェック機能

工具折損などの加工トラブルを事前回避する為のチェック機能をご提供しております。

干渉チェック

パス作成時に、製品面や座面と工具(刃先やホルダ形状)との干渉をチェックします。工具干渉のない安全なパス作成で無人加工を実現します。
また、ホルダの干渉発生時には、最適な工具突き出し長(最短突き出し長)の算出をおこないます。
干渉チェック
 

工具有効長チェック

切削幅と設定工具の刃長(有効長)を比較して、有効長不足による工具折損を防止します。
刃長が足りない場合は、必要な刃長(安全有効長)の算出をおこないます。
工具有効長チェック
 

最大傾斜角度チェック

駆け上がり、駆け下がり加工時の傾斜角度を制御して、急激な角度変化による工具負荷の変動を防止します。
最大傾斜角度チェック
 

干渉自動回避機能

製品形状と工具との干渉を自動回避する機能をご提供しております。

  • 接近離脱動作が干渉する場合は、計算パラメタを自動調整して干渉のない接近離脱動作を作成します。
  • 切削動作が干渉する場合は、干渉物の乗り上げ、または経路を分割して干渉のないパスを作成します。

干渉自動回避機能
 

加工範囲設定

プロファイル線の傾斜角度や刃幅で加工する範囲を限定することができます。
平坦な箇所は「ショート工具で根元切削」、傾斜して加工負荷が高い箇所は「ロング工具で等高加工」など形状に応じた加工パス作成が可能になります。

加工範囲設定
 

自動加工設計

プロファイル線の色や線種、帯面の面色や加工特徴から加工部位を自動創成し、粗加工から仕上げ加工まのでパスを自動で作成することができます。

自動加工設計
 

参照ソリッド

設計段階のソリッド形状を参照して、2次元のプロファイル線から3次元のプロファイル線(形状線、範囲線など)を自動作成することができます。
2次元プロファイル線を製品面に投影して形状線を作成する、投影した形状線から範囲線を作成するなどの準備作業が不要になります。
参照ソリッド
 

標準手順自動決定

自動抽出された加工部位に対して加工工程組となる標準手順を自動で引き当てします。
閉じた加工部位では、加工工程組の先頭工具の干渉有無や、パスの島別れを自動判定して、最適な標準手順を自動決定できます。
標準手順自動決定
 

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