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3次元データが無くても、図面さえあれば3ステップで測定プログラムを作成できる「G-Quality Lite」をCADmeister V5.0でリリースしました。開発背景と機能特徴をご紹介いたします。
図面中心の品質保証部門へ、最適なシステムを・・
日本産業の強みでもある“品質への信頼”に少しでも役に立ちたい・・・との想いから、『試作～測定のリードタイム短縮』 、 『3Dデータを活用した生技-検査部門の連携』をテーマに私どもがまず開発したものが「G-Quality」でした。
しかし、実際の品質保証の現場では、
『検査部門への3Dデータの流通は1割程度で、まだまだ2Dデータが主流』
『図面からの手作業のプログラムでは作業者への負担が大きい』
との声をお客様よりいただき、『今、使える。今すぐ、役立つシステムを・・・』と考え「G-Quality Lite」を開発しました。
１： 3ステップでプログラム作成可能
STEP1： 図面上の各面図に座標系を定義
STEP2： 測定ポイントをマウスでプロット
STEP3： 測定座標、アプローチ情報を出力 の簡単操作でプロット情報を出力できます。
図面データ（DXF）を利用して、測定プログラムを作成（点測定、円測定）するため、測定座標値／測定アプローチ方向を自動で取得します。作業者が図面から数値を読み取り算出する手間を省き、ミスの削減にも繋げることができます。
また、円測定ポイントの設定、点測定の位置度公差値設定、逃げ動作付加など細かな設定でプログラム出力できるため、実測定作業の効率化をはかることができます。
２： G-Qualityのエントリー版として
G-Quality LiteとG-Qualityは同じCADベース上にあります。将来的に“3Dデータ照合”、“オフライン化による自動測定”を視野に入れて、Lite版をご利用いただければ、G-Qualityへの測定業務移行をスムーズに行なうことも可能です。
Lite版では、CAD機能を必要最小限のものに抑え、品質保証部門において投資のしやすい低コストを実現しています。是非、一度お試しください！
