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上流工程で作成したデータが、２Ｄでも３Ｄでも、CADmeister以外のCAD作成したデータであっても、ご使用いただける穴加工属性連携CAM。どのようなデータでも対応可能という適応力だけなく、NC出力まで４ステップのみ（図形取り込み→穴加工属性設定→工程作成＆CL計算→NC出力）という簡便さも兼ね備えています。
『設計で作られた3次元データを、後工程である加工に活かすにはどんな機能があればよいか？』ということを常々考えており、はじめに開発したものが、CADmeister/MOLDにて設定された3次元型構造からの穴あけ自動化機能でした。
しかしリリース後に『MOLD機能を利用していないと使えないの？』、『3次元設計できてないところは無理なの？』といったお客様の声を耳にし、『もっと幅広いお客様に、活用していただきたい』という思いから、穴加工属性連携CAMが開発されました。
おすすめ機能１： 3次元/2次元CAMとのシームレスな連携
作成した穴加工用カッターパスは、標準のCAMで作成した2次元/3次元加工用カッターパスと組み合わせて1つのNCデータファイルとして出力可能ですので、形状加工から穴加工までを1システムで作成することができます。
おすすめ機能２： 「標準穴」機能で2次元図面からでも穴加工データがカンタンに
3次元モデルであれば、穴径だけでなく穴深さも形状特徴から読み込めますが、2次元図面データの場合には、穴深さや穴位置高さは自動的に読み込めません。そこで有効になるのが、「標準穴」機能。「標準穴」では、穴形状と加工方法をまとめて登録できます。取り付け用のねじ穴など定型化できる穴形状を「標準穴」として登録しておくと、穴深さの入力ミスもなく、効率よく穴加工データの作成ができます。
本機能は、CADmeister機能でお問い合わせやご要望が一番多いことから、お客様の期待度の高さを感じています。その背景には納期短縮、コスト削減に応じながら工数削減を実現しなければならないというお客様の厳しい環境があり、そのため設計から製造まで一貫したデータの活用と自動化が求められていると考えています。
当初リリースしたMOLD加工属性からの連携はもちろん、形状特徴からでもNCデータ作成の工数削減が可能ですので、設計部門のみでCADmeisterをご利用いただいているユーザ様も、是非、加工部門へと適用範囲を広げていただきたいです。 お寄せいただいたご要望を一つ一つクリアしていき、お客様・フィールドSE・開発が一体となって、より良い機能を提供していきますので、今後もどうぞご期待ください！
