UEL株式会社(以下「当社」と称します)が提供するCiPHubサービス(以下「本サービス」と称します)の利用申込を行った者(以下「契約者」と称します)に対する本サービスの提供内容、提供範囲、提供方法、サービス品質、利用時間帯その他の諸条件は本書に記載のとおりとします。また、本書は、「CiPHubサービス試用規約」(以下「利用規約」と称します)の一部を構成するものとします。
1.サービス仕様
1.1 サービス概要
本サービスは、インターネット環境を通じて、chemSHERPA や JAPIAシート といった手持ちのデータを有効活用して製品含有化学物質管理業務を支援するサブスクリプションサービスです。手持ちのデータを本サービスにアップロードしていただくことにより、提供する各種サービスを受けることができます。各サービスの処理結果は、データをダウンロードしていただくことができます。本サービスは、試作段階であり試行サービスとして無償でご利用いただけます。
1.2 サービスの利用時間
平日、土曜日および休祝日の0時00分~24時00分まで(ただし、メンテナンス時は除く)
1.3 サービスメニュー
No. |
サービス名 |
サービス内容 |
1 |
規制適合判定 |
本サービスは、試行段階であり無償でご利用いただけます。
chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、お手持ちのデータシートをCIP Hubにアップロードすることで、規制適合判定を実施、実施結果をcsvデータとしてダウンロード可能です。 |
2 |
集約レポート |
本サービスは、試行段階であり無償でご利用いただけます。
chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、お手持ちのデータシートをCiPHubにアップロードすることで、データ中の成分情報を集計レポートとして編集、編集結果をcsvデータとしてダウンロード可能です。集計レポートを活用して任意レポートの作成等にご利用いただけます。 |
3 |
RoHSレポート |
本サービスは、試行段階であり無償でご利用いただけます。
chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、お手持ちのデータシートをCiPHubにアップロードすることで、RoHS適合判定を実施、RoHS規制10物質群ごとの適合結果をcsvデータとしてダウンロード可能です。 |
4 |
フォーマット変換 |
本サービスは、今後提供予定です。
chemSHERPA-AI<->JAPIA/AIS、chemSHERPA-CI→AIなど、お手持ちのデータシートをCiPHubにアップロードすることで、指定のフォーマットに変換できます。 |
5 |
不適合物質レポート |
本サービスは、試行段階であり無償でご利用いただけます。
chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、お手持ちのデータシートをCiPHubにアップロードすることで、規制適合判定/含有判定を実施、不適合の物質のみを一覧としてcsvデータでダウンロード可能です。 |
1.4 サービス詳細
- (1)規制適合判定
- chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、複数のデータファイルを纏めて処理可能です
- chemSHERPA管理対象基準における法規制/業界基準を対象に規制適合判定/含有判定を実施します
- 規制適合判定はRoHS、ELV、REACH SVHCを対象に実施します。その他の規制、業界基準該当物質に関しては含有判定となります
- RoHS、ELVの規制適合判定は均質材料単位での閾値判定であり、アップロードデータがchemSHERPAである場合、適用除外コードも規制適合判定上、加味した結果となります
- REACH SVHCの規制適合判定はアーティクル単位(ファーストアーティクル)での閾値判定となります
- 集計レポート中の成分データは製品毎の末端部品/材料別に成分情報を一覧化します。また各含有化学物質がどの規制に該当するか、規制対象フラグも付帯、アップロードデータがchemSHERPAの場合、各用途コードも付帯します
- chemSHERPAやJAPIAシート等、複数のデータファイルを纏めて処理可能です
- RoHS適合判定結果は製品/末端部品ごとの適合/不適合判定結果、およびRoHS規制該当10部物質群ごとの適合判定結果を一覧化します
- アップロードデータがchemSHERPAの場合、RoHS適用除外コードを加味した適合判定を実施、レポートにも適用除外コードが出力されます
- (2)集約レポート
- chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、複数のデータファイルを纏めて処理可能です
- 集計レポート中の成分データは製品毎の末端部品/材料別に成分情報を一覧化します。また各含有化学物質がどの規制に該当するか、規制対象フラグも付帯、アップロードデータがchemSHERPAの場合、各用途コードも付帯します
- (3)RoHSレポート
- chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、複数のデータファイルを纏めて処理可能です
- RoHS適合判定結果は製品/末端部品ごとの適合/不適合判定結果、およびRoHS規制該当10部物質群ごとの適合判定結果を一覧化します
- アップロードデータがchemSHERPAの場合、RoHS適用除外コードを加味した適合判定を実施、レポートにも適用除外コードが出力されます
- (4)不適合物質レポート
- chemSHERPAやJAPIAシート、AIS/MSDSplus等、複数のデータファイルを纏めて処理可能です
- chemSHERPA管理対象基準における法規制/業界基準を対象に規制適合判定/含有判定を実施します
- 規制適合判定はRoHS、ELV、REACH SVHCを対象に実施し、不適合物質のみを一覧化、その他の規制、業界基準該当物質に関しては該当物質が一覧化されます
- RoHS、ELVの規制適合判定は均質材料単位での閾値判定であり、アップロードデータがchemSHERPAである場合、適用除外コードも規制適合判定上、加味した結果となります
- REACH SVHCの規制適合判定は規制要求であるアーティクル単位(ファーストアーティクル)での閾値判定が可能です。また閾値を超えたSVHC含有量の総量も出力されます
1.5 各種サービス有効期間
本サービスが提供する各種サービスの処理結果データは、処理完了から一定の期限で削除いたします。本サイト上、依頼内容を確認する画面において、ダウンロードが可能な期限を「有効期限」の項目にて利用者にわかるように表示します。期限が過ぎた依頼内容については、画面上「期限切れ」と表示し、ダウンロードができないようになります。
1.6 推奨環境
本サービスをご利用になるには、以下の各種ブラウザの最新版をご利用ください。
- Mozilla Firefox 最新版
- Google Chrome 最新版
- Microsoft Edge 最新版
2.サービス品質
2.1 サービスレベル
当社は本サービス(試行段階の試用サービス期間を除く)の月間稼働率を 99% にて使用できるようにするため、商業的に合理的な努力を払って本サービスを提供するものとします。なお、月間稼働率とは以下の数式により得られる値とします。また、ダウンタイムのカウントは、利用規約に規定された各項の事由を除きます。
- 月間稼働率=(計画サービス時間(分)-ダウンタイム(分))/計画サービス時間(分)×100
2.2 セキュリティ対策
- (1)コンピュータウィルス対策
データ・センタ内にコンピュータウィルス対策製品を設置し、ウィルススキャンを実施しています。また、当社が運用・保守に使用するPC・端末のセキュリティ対策も同様に実施します。契約者側にて使用するPC・端末のセキュリティ対策は、契約者にて準備するものとします。
- (2)不正アクセス
ファイヤーウォール製品を導入し、システム利用目的以外の本サービスへのアクセスを遮断します。サービスを利用する際には、ユーザーID、およびユーザパスワードによる認証確認を行います。
- (3)通信の暗号化
外部からの通信は、業界標準のトランスポートセキュリティTLS1.2以上を使用して暗号化されます。
- (4)安全管理基準
契約者および当社は、利用規約第22条(秘密の保持)に定める秘密情報および第28条(個人情報の保護)に定める個人情報(以下併せて「秘密情報等」と称します)の安全管理基準を次のとおり定めるものとします。
- 契約者および当社は、秘密情報等を取り扱う設備、施設および秘密情報が記録された媒体、媒体の保管場所を可能な限り限定するものとします。
- 契約者および当社は、秘密情報等の保管場所について施錠等の措置を講じるものとし、秘密情報等を取り扱う権限者以外の者が許可なく立ち入らないように入室管理を行うものとします。
- 契約者および当社は、秘密情報等にアクセスできる権限者を出来る限り限定するとともに、ID・パスワードその他認証手段を用いたアクセス制御を行うものとします。
- 契約者および当社は、個人情報について、本人その他第三者からその内容の問合せ、修正または削除の要請を受けた時は直ちにその旨を相手方に連絡するものとし、相手方の指示に従うものとします。
- 契約者および当社は、秘密情報等に漏洩、紛失、毀損、改竄等の事故が発生した場合または事故の可能性が高いと判断する客観的状況が生じた場合には、直ちに相手方に報告するものとします。
- 前号の場合、当事者は再発防止のために必要な措置を、自己の責任と負担において講じるものとします。
- 契約者および当社は、相手方の要請があったときは、秘密情報等(複製物含む)を相手方に返還するとともに、秘密情報等がクライアント機器やデータ・センタのサーバ等に記録されている場合はこれを消去して復元不可能な状態にするものとします。
2.3 障害時の対応およびメンテナンス
- (1)システム監視
システム監視時間 :平日、土曜日および休祝日の0時00分~24時00分まで
システム監視項目 :リソース監視、サーバ生死監視、エラー監視、ログ監視、定期的ヘルスチェックなど
※試行段階のサービスでは、上記監視は実施いたしません
- (2)障害対応
当社は、システム監視における障害発覚時、契約者へ速やかに通知するものとします。
- 当社または再委託先にてハードウェア点検、不具合交換を行うものとし、当社は速やかにその状況、復旧予定時間を通知するものとします
- 当社プログラムの障害の場合は、当社にて再立ち上げを含め対応するものとします。
- 当社は、システム障害などの契約者の不利益が発生する可能性があると判断した場合に、契約者データを確認することがあります
- (3)メンテナンスと事前通知
メンテナンスやそれに伴うサービス停止が必要な場合は、原則5営業日前までにサイト上の「お知らせ」に掲示いたします。ただし、当社が緊急またはやむを得ないと判断した場合には、通知から実施までの期間が5営業日未満であっても、または事前の通知なく(この場合事後遅滞なく通知するものとします)サービス停止できるものとします。
- (4)ログの取得
当社はサービスの安全性と品質を高めるため、下記に記載されたログを記録します。当社はこれらのログを保守管理、使用状況やセキュリティに関する統計分析のために利用することがあります。
- 得ログの種類 :アクセスログ、イベントログ、アクティビティログ、セキュリティログなど
- ログの保存期間 :1年保管
2.4 各種サポート
- (1)問合せ
対象者 |
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本サービスにご登録いただいたユーザIDをお持ちの利用者 |
受付方法 |
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電子メール |
対応時間帯 |
: |
平日の9時00分~17時00分(日本時間)
※祝日、年末年始(12月29から1月3日)は対象外です |
問合せ対象 |
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本サービスの仕様・使用方法に関するもの、本サービスの稼働状況に関するものなど
※障害対応状況や障害原因に関する問い合わせは対象外です。 |