お客様事例
お客様事例
2018年12月25日公開
プレス金型の設計製作を行っているマイティミズタニでは、モデリング作業や、方案検討、ダイレイアウト設計にCADmeisterのDieLayout設計支援機能を用いている。
日本のものづくりに特化した機能群は使いやすく作業効率向上につながった。
株式会社マイティミズタニは、1964年の創業以来、自動車部品のプレス金型の設計・製作を行っている。
主に自動車ボディーの車体骨格部品を取り扱い、金型生産数:60〜80台/月と金型メーカーではトップクラスの実績を持つ。
2000年より韓国、中国天津・広州に設計及び製造工場を設立し、グローバルに展開。2018年には2,000tトライアウトプレスを導入。
高品質にこだわりながら、最新の設備と最先端の技術で、お客様への逆提案型企業を目指している。
・3次元で作業することで後工程で発生する不具合に事前に気づき、対策ができるようになった。
・トリムコンディションやビード作成などDieLayout設計支援機能の活用により作業効率向上。
・Easy_Modelingなどの新しい操作性のコマンドにより、モデリングの視認性が向上。
サポートの安心感と日本のものづくりに特化した機能の使いやすさ
初めての3次元CAD導入がCADCEUSであった。その後、CADmeisterに移行し、現在に至る。サポートの安心感と日本のものづくりに特化した機能の使いやすさが使い続けるポイントである。
「UELは業界での認知度が高いイメージがありますね。担当の方からの提案も適切で助かっています。」と水谷氏は話す。
DieLayout設計支援機能の活用により手戻り削減
新しい操作性のコマンドはモデリングの視認性が向上
DieLayout設計支援機能は初期検討からダイフェース設計、図面化までを支援する機能群である。
DieLayout設計支援機能
マイティミズタニではDieLayout設計支援機能を導入している。
「CADmeisterではモデリング作業や、方案検討、ダイレイアウト設計などを行っています。
3次元で作業することで、後工程で発生する不具合に事前に気づき、対策できている点はあると思います。
中でもトリムコンディションやビード作成は使いやすく作業効率が良いです。」(矢代氏)
トリムコンディションは工程設計を行う際にトリミング加工における刃物の立ち角度を評価する機能である。
評価結果がカラーマップと一覧表で表示される。
ビード作成は4タイプのビード面および縮退部を作成できる機能である。
作成時の寸法情報を外部ファイルに出力し、同条件で作成する際には外部ファイルを入力するだけで寸法の再現が行える。
寸法情報を図面に添付することもできる。
トリムコンディション/ビード作成
「新しい操作性のEasy_ModelingやDirect_Deformerのコマンドを使うようになって、モデリングはしやすくなりましたね。
大きさを見ながら調整したり、部位をちょっと動かしたりがラクになったと思います。」(矢代氏)
知的集約型の金型製作をさらに追求
CAD/CAMの一気通貫を推進中
マイティミズタニでは知的集約型の金型製作として、設計、製作からトライアウト、調整から得られる情報を一元管理し全社で共有している。必要な情報をより迅速に引き出せるよう追求し続けている。
また、手戻りのないものづくりプロセスの実現を目指し、CAD/CAM一気通貫を推進中である。
「以前、情報交換会に参加したのですが、UELの商品企画や開発の方々と直接意見交換できる場があるのがとても良いですね。
今後はコールセンターに画面共有をした状態でのサポートをしてもらえると嬉しいです。」(矢代氏)
「創業以来、業績を伸ばしながらここまで来ることができました。これからも成長し続けるためには、まずは金型の玉成にかける時間をなくしたい。金型業界を長年サポートしてきたUELの提案に期待しています!」(水谷氏)
2018年10月取材
※記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※自治体・企業・人物名は、取材制作時点のものです。