金型管理とは?完全ガイド|メンテナンス・資産区分・取適法(旧:下請法)まで整理

工場内で青い作業服を着た4人の作業者が並んで立ち、中央に「金型管理とは?完全ガイド」と書かれたバナーが重なっている画像。

金型置き場に入りきらず、工場内に所狭しと放置された金型や屋外にうず高く積まれた金型など「金型の管理」に困っていませんか。金型が増えるほど、現場の手間は増え、管理の抜け漏れも起きやすくなります。

金型管理が曖昧なままだと、次のような課題が重なりやすくなります。

  • 金型の所在がわからない(探す時間が増える)
  • 久しぶりに使うとサビ・欠け・クラックが見つかる
  • メンテナンス履歴が残らず、保全が属人化する
  • 金型が資産か経費か判断できず、処理に迷う
  • 返却や廃棄の話が進まず、保管負担が続く

ここで難しいのは、金型管理が「現場の道具」ではなく、品質・お金・取引の問題にもつながる点です。つまり金型管理は、単なる「保管」ではありません。

  • 現場では、金型の状態が原因で不良や納期遅延が起きることがあります
  • 経理では、台帳と現物が一致しないと、説明や確認の負担が増えます
  • 取引先対応では、預かり品が長期化すると、返却・廃棄・保管費の整理が必要になる場合があります

本記事では、金型管理を現場(保全)・経理(資産)・法務(取引)の視点でまとめて整理し、
金型を「仕組み」で回すための考え方と実務手順を解説します。

運用実態によっては、下請法(取適法)の観点で確認が必要になる場合もあるため、早めに台帳と条件を整備しておくことが重要です。廃棄・返却・保管費処理まで含めて整理したい方は、長期保管型に特化した金型管理の考え方も参考にしてください
金型管理システム|東京都金属プレス工業会の型管理ポータル

免責事項

本記事は、金型管理に関する一般的な情報提供を目的としています。個別の取引や税務処理について、法的・税務的な結論を断定するものではありません。無償保管、返却・廃棄費用、資産区分、税金の扱いは、契約内容や運用実態によって整理が変わる場合があります。重要な判断が必要な場合は、顧問弁護士・税理士などの専門家にご確認ください。また、本文中の例や表はモデルケースです。最終判断は自社の契約・証憑・実態に基づいて行ってください。

監修・執筆:UEL株式会社編集部

UEL株式会社のTechデザイン企画部と現場に精通した社内有識者が監修しています。

目次

青い背景に「金型管理の『取適法リスク』が不安な方必見!」「東京都金属プレス工業会の型管理ポータル」「詳細を見る >」と書かれた横長バナー画像。

金型管理とは?なぜ重要なのか

金型管理は、単に金型を保管しておく作業ではありません。結論から言うと、金型管理は「モノ」ではなく“経営リスク”を管理する仕組みです。

金型は製品品質に直結するだけでなく、金額が大きくなりやすく、資産としての管理も必要になります。さらに取引先との関係によっては、保管・返却・廃棄の考え方が問題になり得る場面もあります。

そのため金型管理は、現場だけで完結するテーマではなく、経理や取引リスクまで含めて整理することが重要です。

金型管理の対象は2つ

金型管理には、大きく分けて2つの管理対象があります。どちらか片方だけが整っていても、実務ではうまく回りません。

  • 現物管理
    工場内の金型を「安全に」「良い状態で」維持するための管理です。所在、保管場所、状態(サビ・欠け・摩耗)、メンテナンス状況などを扱います。
  • 情報管理
    金型に関する情報を「見える化」し、誰でも追跡できるようにする管理です。図面、ショット数、修理・改造履歴、資産台帳、預かり条件などを扱います。

現物と情報のどちらかが欠けると、現場・経理・取引のそれぞれでトラブルが起こりやすくなります。

管理不足が招く代表的なリスク

金型管理が不十分な場合、起こり得るリスクは大きく3種類に整理できます。全体像をつかみやすいように、表でまとめます。

観点起こり得る問題影響の例
品質(現場)欠け・腐食・クラックによる不良が発生しやすくなる手直し増加、納期遅延、再立ち上げの手間
経理(会計・税務)所在不明資産が残り、処理の根拠が弱くなりやすい過剰な税負担、棚卸し負荷、説明責任の増大
法務(取引適正)無償保管や返却放置が論点になり得る取引先との調整が難航、社内対応が長期化

ここで重要なのは、「金型が壊れる」だけが問題ではない点です。金型管理の不備は、現場の品質事故だけでなく、経理の管理負担取引上のリスクにもつながっていきます。

だからこそ金型管理は、現場任せにせず、社内の共通ルールとして仕組み化することが大切です。

【対象範囲】金型だけではない|「型等」を広く捉える(木型・治具・検具・設備)

金型管理というと「金型だけ」を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし結論から言うと、「型等」は金型に限定せず、周辺の専用物まで管理対象として整理するのが実務的です。

なぜなら、現場で製品を安定して作るためには、金型だけではなく、その周辺にある専用の道具や設備もセットで必要になることが多いからです。この対象範囲が曖昧なままだと、「金型は管理しているのに、必要な治具が見つからない」といった問題が起こりやすくなります。

型等に含めて管理したい代表例

「型等」という考え方で、管理対象に入れておきたい代表例は次のとおりです。

  • 金型
  • 木型(木製型)
  • 治具
  • 検具
  • 専用設備(関連設備を含む)

同じ工場内でも、部署や担当者によって呼び方が違うことがあります。そのため、最初に「どこまでを型等として扱うか」を社内で統一しておくと、管理がスムーズになります。

型等を広く扱うべき理由

型等を広く扱うべき理由は、大きく3つに整理できます。どの部署にとっても関係があるため、全体像を表でまとめます。

観点型等を広く管理する理由具体的に起こり得ること
現場生産停止リスクと再製作コストを抑えるため治具や検具が見つからず段取りが止まる/再作成で手戻りが出る
経理資産の実在性と棚卸しの一貫性を保つため現物があるのに台帳にない、または台帳にあるのに現物がない
法務(取引)預託・保管・返却・廃棄の取引条件が問題化し得るため返却の話が進まない/廃棄費用負担が曖昧で揉めやすい

型等の対象を金型だけに絞ってしまうと、管理の穴が生まれやすくなります。その結果として、現場は止まり、経理は説明に困り、取引条件は曖昧になりがちです。

金型管理を安定させるには、最初の設計として「型等をどう定義するか」を明確にし、同じ台帳やルールの中で扱うことが効果的です。

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【現場編】金型メンテナンスの標準手順と寿命管理

金型のトラブルは、いきなり大事故として起きるよりも、少しずつ兆候が積み重なって発生することが多いです。結論から言うと、金型メンテナンスは標準手順(手順化)と履歴(見える化)で事故を減らすことができます。

特に現場では「忙しいから後回し」「担当者しか分からない」といった状態になりやすいため、誰がやっても同じ品質になるように整えることが重要です。

金型メンテナンス手順

金型メンテナンスは、担当者の経験に頼るほどバラつきが出やすくなります。そのため、まずは手順を固定し、毎回同じ流れで実施できるようにすることが基本です。

以下は、現場で使いやすい標準手順のテンプレートです。

  1. Step1:洗浄
    成形後の樹脂ガスや汚れ、離型剤の残りなどを除去します。
    汚れが残ったままだと、腐食や固着の原因になることがあります。
  2. Step2:点検(欠け・摩耗・カジリ・クラック)
    欠け、摩耗、カジリ、クラックなどの異常がないか確認します。
    目視だけでなく、必要に応じて測定や型締め面の確認も行います。
  3. Step3:防錆
    保管中のサビを防ぐため、防錆油や防錆剤を適切に使用します。
    特に湿度が高い環境では、防錆の有無が寿命に影響しやすいです。
  4. Step4:保管(湿度管理・床置き禁止)
    保管棚や専用置場に戻し、床置きは避けます。
    置き方が悪いと、落下や歪み、接触による欠けにつながることがあります。
  5. Step5:記録(写真+履歴+ショット数)
    メンテナンス内容、交換部品、気づいた異常を記録します。
    写真やショット数と紐づけておくと、次回の判断が早くなります。

この5ステップを「毎回必ず実施する基本動作」にすると、トラブルの再発防止につながりやすくなります。

金型の寿命はどれくらい?

金型の寿命は「何年」といった期間だけで決めにくく、実務ではショット数で管理する方法がよく使われます。なぜなら、金型の負担は「時間」よりも「使用回数」に比例しやすいからです。

ただし、同じショット数でも条件によって劣化の進み方は変わります。材料、成形条件、冷却、離型性、取り扱いなどの影響を受けるためです。

寿命管理では、ショット数に加えて「不良の出方」や「補修頻度」も合わせて見ていくと、判断が安定しやすくなります。

金型が欠ける原因とは?

金型の欠けは、ある日突然起きるように見えても、背景に複数の要因が重なっていることがあります。代表的な原因としては、金属疲労、成形条件の過負荷、異物混入、取り扱いミスなどが挙げられます。

対策としては、成形条件の見直し、材料管理の徹底、取り扱いルールの標準化が基本になります。
また「欠けやすい箇所」を把握し、重点的に点検する運用も有効です。

金型のクラックを防ぐには?

クラックは、目立たない小さな亀裂から始まり、ある時点で急にトラブルとして表面化することがあります。そのため、クラック対策は「壊れてから直す」よりも、「兆候を見つけて止める」発想が重要です。

予防保全としては、過度な負荷をかけない成形条件の管理や、冷却・温度差による熱応力を意識した運用がポイントになります。あわせて、定期点検の基準を決めておくと、早期発見につながりやすくなります。

金型が腐食するのはなぜ?

金型の腐食は「水分」だけが原因とは限りません。実務では、結露、樹脂ガスの残留、洗浄不足、手汗による塩分付着など、複数の要因が重なることがあります。

特に、使用後に十分な洗浄と乾燥ができていない状態で保管すると、腐食が進みやすくなる傾向があります。そのため、防錆だけでなく「汚れを残さない」「湿度を管理する」ことも重要です。

金型のオーバーホールとは?

オーバーホールとは、金型を分解して各部品を点検し、精度や機能を回復させるための整備作業です。簡単な補修とは異なり、摩耗部品の交換や研磨、精度調整などを含むことがあります。

判断基準としては、不良率の増加、補修頻度の増加、寸法ズレの傾向などが目安になります。ただし、最適なタイミングは金型の種類や使用条件によって変わるため、ショット数と状態の両面で見ていくことが現実的です。

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【体制編】金型保全の仕事内容と、属人化しない管理体制の作り方

金型トラブルが起きたとき、「詳しい人が休みで対応できない」という状況はできるだけ避けたいところです。結論から言うと、金型保全は「個人技」ではなく“運用設計”で強くなる分野です。

つまり、優秀な担当者がいるかどうかよりも、誰が担当しても一定の品質で回る仕組みがあるかどうかが重要になります。属人化を減らすことで、トラブルの再発防止や品質の安定にもつながります。

金型保全の仕事内容

金型保全の仕事は「壊れたら直す」だけではありません。実務では次のように、点検・修理・予防・改善まで含めた幅広い役割を担います。

領域仕事内容の例目的
点検日常点検、定期点検、摩耗・欠け・クラック確認異常の早期発見
修理欠け補修、部品交換、調整、精度復元生産復旧・品質維持
予防保全ショット数管理、交換周期設定、オーバーホール計画突発停止の回避
改善不良原因の分析、条件見直し、再発防止策の反映品質安定・コスト低減

この中でも重要なのは、予防保全と改善が回る仕組みを持てるかどうかです。場当たり対応が続くと、トラブルは減りにくく、担当者の負担も増えやすくなります。

金型設計に必要なスキル

保全と設計は別の仕事に見えますが、実際にはつながっています。なぜなら、保全現場で起きる課題の多くは「設計段階の考慮不足」や「運用条件とのズレ」として表れることがあるからです。

金型設計に求められやすいスキルは、次のような領域です。

  • 材料・熱処理の理解(摩耗や欠けに影響)
  • 加工精度と公差設計(寸法ズレや型合わせに影響)
  • 離型・ガス・冷却の考え方(腐食や成形不良に影響)
  • メンテナンス性の設計(分解しやすさ、交換しやすさ)

保全担当者の知見が設計にフィードバックされると、トラブルが減りやすくなります。そのため、保全と設計を分断せず、情報共有できる体制が理想です。

金型の国家資格は?

金型や製造に関連する資格は複数あります。ただし、資格があることと、現場で金型管理が回ることは必ずしも一致しません。

実務で重要になりやすいのは、次のような「再現性のある運用」です。

  • 点検・メンテナンス手順が標準化されている
  • 異常の判断基準が共有されている
  • 履歴(写真・作業内容・ショット数)が残っている
  • 作業が個人の記憶ではなく、記録で引き継げる

そのうえで、資格や研修を活用して担当者の基礎力を底上げすると、体制として強くなりやすいです。

金型保全は、担当者の努力だけで支えるものではありません。「運用ルール」と「記録」が整った状態を作ることが、属人化を防ぐ最短ルートになります。

【経理編】金型は資産か経費か?資産区分・償却・税金

金型の経理処理は、現場の感覚だけで判断しにくいテーマです。結論から言うと、金型は固定資産として扱われる場面が多いため、最初の区分がとても重要になります。

もし区分を誤ると、決算や税務対応で説明が難しくなったり、修正作業が発生したりすることもあります。そのため経理面では、処理の結果だけでなく、なぜその区分にしたのかという根拠を残すことが大切です。

資産判定表|金型・治具・検具にも転用できる

金型だけでなく、治具や検具、専用設備なども同じように悩みやすい論点です。ここでは実務で整理しやすいように、金額帯ごとの考え方を表にまとめます。

取得価額の目安区分会計上の扱い(概要)
10万円未満消耗品費即時経費として処理しやすい
10万〜20万円未満一括償却資産3年均等で費用化する考え方
10万円以上30万円未満少額減価償却資産(特例対象になり得る)要件・除外あり(適用可否の確認が必要)
30万円以上固定資産原則として減価償却が必要

この表はあくまで整理の入口です。実際の判断では、金額だけでなく「社内ルール」「証憑」「運用実態」との整合性が重要になります。

※注意:30万円未満特例は条件付き(期限:令和8年3月31日まで)

少額資産の特例は便利ですが、無条件に使えるものではありません。適用する場合は、次の3点をセットで確認しておくと安全です。

  • 条件:対象となる企業・資産・処理要件に該当するか
  • 証憑:見積書、請求書、発注書、検収記録などの根拠が揃っているか
  • 運用:毎期の処理が一貫しており、説明可能な状態になっているか

社内でルールがバラつくと、後から整理し直す手間が大きくなりやすいです。

金型は固定資産ですか?

「金型は固定資産ですか?」という質問は多いですが、実務では一律に決まりません。金型は高額になりやすく、長期間使うことも多いため、結果として固定資産に該当する場面が多いというのが実感に近いです。

ただし実際の区分は、取得価額や社内の処理方針、税務上の扱いによって変わることがあります。
迷ったときは、資産判定表に当てはめたうえで、処理の根拠を残す運用が重要です。

金型は2年で償却できますか?

金型の償却期間については「2年でよいのか」で迷うことがあります。結論としては、耐用年数表に基づく整理として「2年」が用いられる場面があります。

ただし、実際の運用では次の点もあわせて確認しておくと安心です。

  • 金型の種類(成形用、プレス用など)
  • 使用実態(継続使用か、短期で終了するか)
  • 改造やオーバーホールの頻度
  • 社内の資産管理ルールとの整合性

金型は個別性が強いため、処理の考え方を一度決めたら、毎期一貫した運用を行うことが重要です。

金型は固定資産税の対象になりますか?

金型が固定資産税の対象になるかどうかは、状況によって整理が変わることがあります。一般的には「工場にある資産だから必ず対象」とは限らず、資産区分や申告対象の考え方と合わせて確認が必要です。

実務上は、金型管理台帳と会計データが一致しているほど、確認作業がスムーズになります。

金型にかかる税金はいくらですか?

「金型にかかる税金はいくらですか?」は気になるポイントですが、金額だけを先に出すのは難しいことがあります。なぜなら、税負担は次の要素で変わり得るためです。

  • どの税金の話か(固定資産税、償却資産の申告、法人税影響など)
  • 金型の取得価額
  • 資産区分と償却の状況
  • 設置場所や管理実態

まずは「自社で該当する税務論点がどれか」を整理し、そのうえで金型管理台帳を基に確認するのが現実的です。

金型はなぜ高いのですか?

金型が高いのは、材料費だけが理由ではありません。金型費用には、精密加工や設計ノウハウ、品質を安定させるための技術が含まれます。

見積を理解するうえでは、次の観点で整理すると納得しやすくなります。

  • 特殊鋼材などの素材コスト
  • 高精度加工(切削・研磨・放電など)の工数
  • 設計・試作・調整のノウハウ
  • 量産品質を支えるための作り込み

金型管理を適切に行うことは、こうした高価な資産を長く安定して使うことにもつながります。

【法務編】取適法(旧:下請法)で整理する「無償保管・返却・廃棄」実務(最重要)

工場に長期間保管されている金型について、廃棄・返却・保管費の扱いが整理できず、困っている企業は少なくありません。この状態が続くと、取引条件や運用実態によっては、取適法(旧:下請法)の観点から論点になる可能性もあります。そのため、「誰が負担するのか」「いつまで預かるのか」を、書面と台帳で見える形に整えることが重要です。

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金型管理の中でも、特にトラブルになりやすいのが「保管」「返却」「廃棄」をめぐる問題です。結論から言うと、無償保管は取引条件と運用実態によって取引適正上の論点になり得るため、放置せずに書面化と棚卸しで整理しておくことが重要です。

金型は、現場に置いてあるだけでスペースを取り、保全作業も発生します。さらに長期間になると、腐食や破損のリスクも増えます。こうした負担が、どちらの当事者にどのように発生しているのかを整理できていないと、話し合いが難しくなりがちです。

ここでは、取適法(旧:下請法)の観点も踏まえながら、無償保管に関する実務の進め方をわかりやすく整理します。

取適法(旧:下請法)とは?|金型管理と接続するポイント

取適法(旧:下請法)は、取引の適正化を目的とした法律です。呼称が変わったことで、「取引適正化」の視点がより意識される場面が増えたと感じる企業もあります。

金型管理と特に接続しやすいポイントは、次のような領域です。

  • 金型や型等をどの条件で保管するか
  • 保管にかかるコストをどちらが負担するか
  • 返却のタイミングをどう決めるか
  • 廃棄の判断と費用をどう整理するか

これらは契約書や覚書で定められていないと、運用の中で認識がズレやすくなります。その結果として、当事者間で争点になりやすいテーマでもあります。

無償保管が論点になりやすい追加要素

無償保管が問題として整理されやすいかどうかは、契約だけでなく運用実態も影響します。特に次のような状態が重なると、取引上の論点として整理が必要になる場合があります。

  • 長期の発注がない(発注見込みが不明確な状態が続く)
  • 次回の発注時期が具体的に示されていない
  • 廃棄・返却希望が出ても対応が進まない(結果として放置に見える状態が続く)
  • 再使用が想定されていない(今後使う予定が見えず、整理が先送りされている状態)

ここで大切なのは、「言われたから保管している」という状態のまま時間が経つほど、負担とリスクが積み上がる点です。そのため、現場の感覚ではなく、書面と記録で整理する方向に進めることが現実的です。

「型等」(金型・木型・治具・検具・設備)でも同様の論点が生じ得る

無償保管の論点は、金型だけに限りません。木型、治具、検具、専用設備なども、同じように保管・返却・廃棄で問題が起こり得ます。

対象物が広がれば広がるほど、次の重要性が高まります。

  • 台帳で管理できているか
  • 契約や覚書で条件が整理されているか
  • 証憑(発注・検収・預かりの記録)が残っているか

つまり、現場の棚に置かれているものを「見える化」できているかどうかが、実務の分かれ目になります。

廃棄費用は誰が負担するのですか?

廃棄費用の負担は、実務上とても揉めやすいポイントです。結論としては、負担の考え方は「所有」「契約」「運用実態」によって整理されることが多く、ケースによって取り扱いが変わり得ます。

よく起きる争点としては、次のようなパターンがあります。

  • 所有者が明確でない、または認識がズレている
  • 廃棄を提案しても、相手が同意せず話が止まる
  • 金型の保管期間が長く、どちらが負担すべきか判断しにくい

このような状況を避けるためには、運用ルールとして次のような取り決めを作っておく方法があります。

  • 最終使用から一定期間が経過したら協議する
  • 一定期間内に回答がなければ廃棄判断に進める
  • 廃棄前に、写真や現物確認の機会を設ける

たとえば「最終使用から◯年で協議/廃棄」といった運用設計は、整理のきっかけを作りやすい形です。

金型を無償で長期保管することはできますか?

金型とはその所有権に依らず、金型を無償で長期保管することは出来ません。金型保管の主たる目的は、単にスペースを用意して型を置いておくことではなく、部品の生産需要に応じ型を取り出し生産を再スタートさせる状態を保つことにあります。従い、金型の保管は、それまでの生産と今後の生産予定の谷間に発生する一連の活動全体であり、特に金型を使って生産する製品が量産から補修に切り
替わったタイミングで、かかるコストを発注事業者に請求する必要が有ります。

整理しておきたい条件としては、次のような項目があります。

  • 保管期限(いつまで預かるのか)
  • 費用負担(保管料・保全費・移動費など)
  • 返却・廃棄条件(手続き、連絡方法、同意の取り方)
  • 発注予定(または見込み)の明示(次回の時期、判断基準)

また、放置状態を防ぐためには、連絡と承認の流れを決めておくことも重要です。

  • いつ確認するか(例:半年ごと、年1回)
  • 誰が連絡するか(購買、営業、工場長など)
  • 返却や廃棄を決める判断者は誰か

ここが曖昧だと、気づいたときには問題が長期化してしまうことがあります。

金型図面の所有権は誰にある?

金型管理では、現物の金型だけでなく図面の扱いも重要です。図面には発注側が提供したものだけでなく、製造側が修正したものや、現場で調整して反映した情報が含まれることがあります。

そのため、図面の取り扱いは「誰が持つか」だけでなく、修正や管理のルールも含めて整理しておくことが大切です。

金型には著作権はありますか?

金型そのものや図面については、著作権の話が出る場面があります。ただし、実務では著作権だけでなく、契約内容、ノウハウ、秘密情報の管理なども絡むため、単純に整理できないこともあります。

そのため、社内で判断が必要な場合は、契約と運用実態を前提に整理するのが安全です。

すぐできる実務対策

無償保管の問題は、急に強く言うと関係が悪化することもあります。そのため、実務では「揉めずに整理する仕組み」を先に作るほうが進めやすいです。

すぐに始めやすい対策として、次のような方法があります。

  • 型等預かり証の整備
    預託開始日、所有、保管条件(期限・費用負担)を明記しておきます。
  • 定期棚卸しから返却/廃棄申請につなげる
    年1回などの棚卸しを起点にし、整理を止めない運用にします。
  • 発注予定の確認と記録
    次回発注の具体時期を照会し、回答内容を記録に残します。
  • 期限到来時の取扱いを規程化する
    協議、返却、廃棄の手続きをあらかじめ決めておくと放置を防ぎやすくなります。

金型管理の法務論点は、「相手が悪い」「こちらが正しい」と断定して進めるよりも、
合意形成と記録で整理していくほうが、結果的に実務が前に進みやすくなります。

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【仕組み化編】金型管理システム/台帳で、現場×経理×法務を一元化する

金型管理は、担当者の努力だけで回そうとすると限界が出やすい分野です。結論から言うと、金型管理の理想形は、現物・履歴・資産・取引条件が“一緒に見える”状態を作ることです。

現場では「どこにあるか」「今の状態はどうか」がすぐ分かり、保全も回る。経理では「資産として整合しているか」「帳簿と一致しているか」を確認しやすい。法務・取引の面では「預かり条件」「返却・廃棄の取り決め」をすぐ追える。

このように、部署ごとにバラバラだった情報を一元化することで、金型管理は現実的に回りやすくなります。

Excel管理の限界

金型管理は、まずExcelから始めるケースが多いです。ただし、金型の数が増えるほど、Excelだけでは管理が難しくなる場面があります。

よくある課題は次のとおりです。

  • 更新が担当者に依存し、入力漏れ・更新漏れが起こりやすい
  • 金型の写真やメンテ履歴が分散し、情報が紐づかない
  • 「最新版がどれか分からない」状態になり、現場が信用しなくなる
  • 棚卸しのたびに探す作業が発生し、実務負担が増える

Excelは便利ですが、「現物が動く管理」には限界があると感じる企業も少なくありません。

金型管理システムとは何ですか?

金型管理システムは、金型に関する情報を一つにまとめ、現場で運用しやすくする仕組みです。単なる台帳ではなく、「見える化」と「更新しやすさ」に重きを置いた設計が特徴です。

代表的には、次のような機能が整理対象になります。

管理対象システムでできること(例)
所在どの棚・どのエリアにあるかを即時検索
状態サビ・欠け・クラックなどの状態を記録
履歴メンテナンス履歴、修理履歴、交換部品の管理
寿命管理ショット数管理、点検周期、保全アラート
資産情報資産番号、取得日、取得価額、償却状況との紐づけ
取引条件預かり条件、返却・廃棄ルールの記録

このように、現場用の情報と経理・取引の情報を一緒に扱える点が、システム化の強みになります。

QR/ICタグで所在管理

金型の所在管理を現実的に回すためには、「探さなくていい」状態を作ることが重要です。その方法として、QRコードやICタグを活用するケースがあります。

QR/ICタグ管理のメリットは次のように整理できます。

  • スマホで読み取って、すぐに金型情報を開ける
  • 棚卸し時に、チェック作業が短時間で進む
  • 移動履歴を残せるため、所在不明を減らしやすい
  • 写真や注意点も見られ、引き継ぎがしやすい

ただし、タグを付けただけでは運用は定着しません。「読み取って更新する」流れを、日常作業に組み込むことが重要です。

ショット数連動で保全アラート

金型トラブルを減らすためには、壊れてから動くのではなく、事前に手を打つことが重要です。ショット数連動の仕組みがあると、予防保全が回りやすくなります。

たとえば、次のような運用につなげやすくなります。

  • ショット数が一定に近づいたら、点検アラートを出す
  • 消耗部品の交換タイミングを、履歴に基づいて予測する
  • 不良率が増えた金型を、優先的に点検する

現場では「忙しいから後回し」が起きやすいため、アラートの仕組みは再発防止に有効です。

休眠型等の可視化

管理台帳を整備する目的の一つは、金型を“持ち続けるべきか”を判断しやすくすることです。特に有効なのが、休眠型等の可視化です。

休眠型等を可視化すると、次のような行動につなげやすくなります。

  • 長期間使っていない金型を抽出し、保管継続の要否を検討する
  • 返却や廃棄の候補を整理し、取引先との協議材料にする工場スペースを圧迫している要因を把握し、整理計画を立てる

金型管理は「管理すること」が目的ではありません。必要な金型を確実に使える状態にしつつ、不要な保管負担を減らすことが、経営上の価値につながります。

よくある質問(FAQ)

この章では、金型管理に関してよく検索される質問をまとめて整理します。どの質問も、現場・経理・取引先対応のいずれかで困ったときに出てきやすい内容です。

回答は、まず結論を短く示したうえで、必要に応じて補足を加えます。法務・税務に関わる内容は、個別事情で整理が変わることがあるため、断定しすぎない形で説明します。

金型の管理とは?

金型の管理とは、金型を良い状態で安全に保ち、必要なときに確実に使えるようにする取り組みです。実務では、現物の管理だけでなく、履歴や図面、資産情報まで含めて扱うことが重要になります。

金型の管理とは?

金型の管理とは、金型を良い状態で安全に保ち、必要なときに確実に使えるようにする取り組みです。実務では、現物の管理だけでなく、履歴や図面、資産情報まで含めて扱うことが重要になります。

型管理とは何ですか?

型管理とは、金型を含む「型」に関する情報と運用を整える管理業務です。保管場所、状態、使用履歴、修理履歴などを整理し、品質と生産性を安定させる目的で行われます。

金型のメンテナンス手順は?

金型メンテナンスは、洗浄・点検・防錆・保管・記録の流れで標準化するのが基本です。手順を固定すると、属人化が減り、欠けや腐食などのトラブルも発見しやすくなります。

金型のオーバーホールとは?

金型のオーバーホールとは、金型を分解して点検し、部品交換や研磨などで精度を回復させる整備作業です。不良率が増えてきた場合や補修が増えた場合に、検討されることがあります。

金型保全の仕事内容は?

金型保全の仕事内容は、点検・修理・予防保全・改善まで幅広く含まれます。壊れてから直すだけでなく、トラブルを未然に防ぐ仕組み作りが重要です。

金型が欠ける原因とは?

金型が欠ける原因は、金属疲労、成形条件の過負荷、異物混入、取り扱いミスなどが重なるケースが多いです。原因を整理したうえで、条件の見直しや点検強化を行うと再発防止につながります。

金型のクラックを防ぐには?

金型のクラック対策は、過負荷を避ける条件管理と、定期点検で兆候を早期に見つけることが基本です。冷却条件や温度差による熱応力も関係するため、運用面の見直しも検討されます。

金型が腐食するのはなぜ?

金型が腐食する主な要因は、結露、樹脂ガスの残留、洗浄不足、手汗による塩分付着などです。防錆だけでなく、洗浄と乾燥、湿度管理をセットで行うと効果が出やすくなります。

金型の寿命はどれくらいですか?

金型の寿命は一律ではなく、材料、成形条件、保全状況によって変わります。実務では、ショット数や不良率、補修頻度などを指標にして判断する方法がよく使われます。

金型のメンテナンス頻度はどのくらいですか?

メンテナンス頻度は、金型の種類や使用条件によって適切な範囲が変わります。ショット数を基準に点検周期を設定し、履歴を見ながら調整していく方法が現実的です。

金型管理システムとは何ですか?

金型管理システムとは、所在、状態、履歴、資産情報などを一元管理する仕組みです。QRコードやICタグと組み合わせることで、棚卸しや現場運用が楽になるケースもあります。

金型の問題点は何ですか?

金型管理で起こりやすい問題点は、所在不明、履歴が残らない、保全が属人化するなどです。結果として、品質トラブルや管理コストの増加につながることがあります。

金型のデメリットは?

金型は初期費用が大きく、保管やメンテナンスの管理負担が発生します。ただし、適切に管理できれば、品質安定や量産効率の面で大きなメリットにもなります。

金型は固定資産ですか?

金型は固定資産に該当するケースが多いですが、取得価額や処理制度により扱いが変わることがあります。判断の根拠を残し、社内ルールと整合させることが重要です。

金型は資産ですか?経費ですか?

金型は、金額と区分ルールによって資産にも経費にもなり得ます。実務では、10万円・20万円・30万円などの区分に沿って整理するのが分かりやすいです。

金型は固定資産税の対象になりますか?

固定資産税の対象になるかどうかは、資産区分や申告の扱いによって整理が変わる場合があります。判断が必要な場合は、税理士や社内の税務担当に確認しながら進めると安心です。

金型は2年で償却できますか?(耐用年数表に基づく説明)

金型の償却期間は、耐用年数表に基づいて「2年」が用いられる場面があります。ただし、最終的な扱いは金型の種類や運用実態によって確認が必要になることもあります。

金型にかかる税金はいくらですか?

金型に関する税負担は、取得価額、資産区分、設置状況などで変わります。まず「どの税金の話か」を整理し、台帳と会計データを照合するのが現実的です。

金型はなぜ高いのですか?

金型が高い理由は、材料費だけでなく、精密加工、設計ノウハウ、調整工数などが含まれるためです。量産品質を安定させるための作り込みが、価格に反映されることがあります。

金型の保管方法は?

金型の保管は、湿度管理、床置き禁止、防錆処理、識別管理が基本です。保管状態が悪いと、腐食や欠けが進みやすくなる場合があります。

金型の保管は取適法違反になる?

金型の保管が取適法上の論点になるかどうかは、取引条件や運用実態によって変わることがあります。特に、無償保管が長期化し、条件が曖昧な場合は整理が必要になることがあります。

金型を無償で保管するのは取適法上の問題になりますか?

無償保管が問題になるかどうかは、発注見込みの有無や返却・廃棄対応などの状況によって整理が変わり得ます。(一般的に、金型を使って生産する製品が量産状態の場合、保管にかかるコストは管理費等に含まれるケースがあります)放置状態にならないよう、期限や費用負担の考え方を書面化するのが実務的です。

金型を無償で長期保管することはできますか?

無償保管が問題になるかどうかは、発注見込みの有無や返却・廃棄対応などの状況によって整理が変わり得ます。(一般的に、金型を使って生産する製品が量産状態の場合、保管にかかるコストは管理費等に含まれるケースがあります)放置状態にならないよう、期限や費用負担の考え方を書面化するのが実務的です。

金型図面の所有権は誰にある?

図面の所有権は、発注形態や契約内容によって整理の方向性が変わることがあります。特に、修正図面やノウハウを含む情報の扱いは、契約と運用の両面で確認が必要です。

金型には著作権はありますか?

金型や図面は、著作権の論点が関係する場合があります。ただし実務では、契約、ノウハウ管理、秘密情報の扱いも含めた整理が必要になることがあります。

金型の廃棄費用は誰が負担するのですか?

廃棄費用の負担は、所有関係、契約書、運用実態によって整理が変わることがあります。事前に「最終使用から一定期間で協議する」など、運用ルールを決めておくと調整がしやすくなります。

木型を保管することは取適法上の問題になりますか?

木型も、保管や返却・廃棄をめぐる論点が生じることがあります。金型と同様に、預かり条件や管理台帳の整備を行うと整理しやすくなります。

治具・検具・設備の無償保管でも同様の論点がありますか?

治具・検具・専用設備でも、無償保管が長期化すると負担が偏る可能性があります。対象物が広がるほど、台帳・契約・証憑で「条件を見える化」しておくことが重要になります。

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まとめ|金型管理は「品質×資産×取引」を守る“会社の基盤”

金型管理は、工場の整理整頓だけの話ではありません。現場の品質を守り、経理の説明責任を支え、取引先との関係を安定させるための、会社全体の土台になります。

ポイントは、金型管理を「現場の作業」として終わらせず、品質×資産×取引の3つを同時に守る仕組みとして整理することです。

現場:欠け・腐食・クラックを防ぐ

現場で金型管理を徹底する目的は、トラブルを減らし、安定した生産を続けることです。欠けや腐食、クラックは不良や停止の原因になりやすいため、日常の点検とメンテナンス手順の標準化が重要になります。

  • 洗浄・点検・防錆・保管・記録を手順として固定する
  • ショット数や履歴を残し、異常の兆候を早めに見つける
  • 属人化を減らし、誰が見ても判断できる状態を作る

経理:資産区分と証憑で税務・監査に耐える

経理面では、金型をどう扱うかが会社の管理品質につながります。資産区分を正しく整理し、根拠を残しておくことで、税務や監査への説明がしやすくなります。

  • 金型が資産か経費かを整理し、処理ルールを統一する
  • 取得価額や償却の扱いを、台帳と証憑で追えるようにする
  • 現物と帳簿が一致し、説明できる状態を保つ

法務:無償保管・放置を避け、条件を整備する

法務・取引の観点では、金型の無償保管が長期化すると、整理が必要になる場面があります。大切なのは、感覚で対応するのではなく、条件を明確にして運用を止めないことです。

預かり条件(期限・費用・返却・廃棄)を整理する

  • 返却や廃棄の話が止まらないよう、連絡・承認フローを作る
  • 金型だけでなく、木型・治具・検具・設備などの「型等」も対象に含める

最初の一歩:休眠型等の棚卸し→台帳化→返却/廃棄の協議ルール化

金型管理を改善するとき、最初から完璧を目指す必要はありません。まずは現場にある金型・型等を「見える化」することが第一歩になります。

  • 休眠型等を棚卸しして、現状を把握する
  • 台帳に落とし込み、所在・状態・所有・履歴を整理する
  • 返却/廃棄について、取引先と協議するためのルールを作る

金型管理は、正しく整備できるほど、品質トラブル・管理コスト・取引リスクを減らしやすくなります。できるところから一つずつ仕組みにしていくことが、現場にも経理にも負担の少ない進め方です。

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