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理化学研究所の理研ギャラリーに「ポリゴンモデルの簡略化」機能の説明コーナーが常設展示されました。

日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(UEL)は、理化学研究所の「産業界との融合的連携研究制度」を利用して、2012年4月〜2017年3月、ポリゴンの図形処理に関する共同研究を行いました。 その研究成果は、UELが開発販売しているポリゴンモデル編集ソフトウェア POLYGONALmeister に反映しています。
このたび、共同研究成果の一つである「ポリゴンモデルの簡略化」機能の説明コーナーが、和光市にある理化学研究所の理研ギャラリーで常設展示されることになりました。 ポリゴンモデルの簡略化とは、ポリゴンモデル(三角形を敷き詰めて物の形を表現するモデル)のデータ量を軽減するために、形をできるだけ変えずに三角形の数を削減する処理です。




展示された「ポリゴンモデルの簡略化」機能は、理化学研究所の吉澤上級研究員らによる研究をベースに、UELが研究開発しました。
形状の特徴が凸稜線(尾根)や凹稜線(谷)に表れるため、稜線の近くでは弱く、稜線から遠ざかるにしたがって強く簡略化すれば形状の特徴を保てると考え、従来の簡略化に稜線を強調する改造を加えたことに特徴があります。

Aのポリゴンモデルは、約7万個の三角形を敷き詰めて形を表現しています。 CDEは、いずれもAの三角形数を1/4に簡略化しています。 Cは従来の簡略化の結果です。 開発した簡略化を用い、Bの赤いしるしは、稜線として検出した箇所、DとEは稜線の強調程度を変えた簡略化の結果です。 稜線付近では弱く簡略化するので三角形が細かいまま残り、離れるに従って強く簡略化するので三角形が大きくなります。

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